書籍紹介

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新刊情報:ジュディス・ヘリン(井上浩一訳)『ラヴェンナ  ヨーロッパを生んだ帝都の歴史』

『ビザンツ 驚くべき中世帝国』(原題:BYZANTIUM The Surprising Life of a Medieval Empire)の著者ジュディス・ヘリン先生の著作『Ravenna: Capital of Empire, Cruc...
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新刊情報:『岩波講座 世界歴史 第8巻 西アジアとヨーロッパの形成 8~10世紀』

これが3度目の配本になる岩波講座 世界歴史ですが、正直過去二回の配本ではビザンツの扱いが雑というか西・中央ヨーロッパ史のおまけ扱いというか何というか(第2シリーズでは大月康弘先生や井上浩一先生も執筆陣に加わっておられるのですが)だったのです...
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新刊情報:高山博・亀長洋子 編『中世ヨーロッパの政治的結合体 統治の諸相と比較』

2022年2月、東京大学出版会から出る新刊の情報がネット上に流れてきたので、早速ご紹介しましょう。 まずちょっとびっくりしたのは、この表題の書籍でビザンツにまるまる1部を割いていること。ちょっと前までだったらⅣ部までで終わりだったのではない...
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新刊情報:髙田京比子・田中俊之・ 轟木広太郎・中村敦子・小林功編『中近世ヨーロッパ史のフロンティア』

「中近世ヨーロッパ史研究の革新的論集」と銘打たれた論文集です。中世ヨーロッパというとだいたいビザンツ・東欧は置いてけぼりになりがちですが、本書には2020年に単著を出されて以降編著のお仕事が俄然増えている立命館大学の小林功先生も編著者として...
書籍紹介

書籍紹介『地中海圏都市の活力と変貌』

ちょっと、ご紹介が遅くなってしまいましたが、慶應義塾大学出版会の『地中海圏都市の活力と変貌』(神崎忠昭・長谷部史彦編)の第15章に、大阪市立大学の草生久嗣先生が「合同生活圏オイクメネーのビザンツ帝国とコンスタンティノープル」で、ビザンツ時代...
書籍紹介

ビザンツ史 取っ掛かりの5冊 ~読書案内・入門編~

2019年12月以降、ビザンツ関連の出版ラッシュとなったせいか、初めてビザンツに触れる・興味を持つ方が増えた気がします。 とは言え、2019-2020年に出た書籍の大半は、入門編というよりは玄人向けです。取っ掛かりに読むには、ちょっと難しい...
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新刊情報:小林功・ 馬場多聞 編著『地中海世界の中世史』(2021/03刊行予定)

昨年ミネルヴァ書房から『生まれくる文明と対峙すること』を出された立命館大学教授の小林功先生ですが、今度はラスール朝(13-15世紀のイエメン付近にあった王朝)の専門家である馬場多聞先生(立命館大学准教授)と共同編著でミネルヴァ書房から『地中...
書籍紹介

ビザンツ関連書籍出版ラッシュを振り返る(2019/12~)

2019年12月以降、例年にないほど多くのビザンツ関連書籍が出版されました。 本来でしたらビザンツ学会で話題にされたり、書評会が行われたりしたのでしょうが、今年は新型コロナウイルス感染拡大でそういったことも出来ず、残念ながら寂しい出版ラッシ...
書籍発売情報

新刊情報:小林功『生まれくる文明と対峙すること』(2020/01予定)

個人的に色々お世話になっている立命館大学・小林功先生の著書が出ます。 生まれくる文明と対峙すること 七世紀地中海世界の新たな歴史像 イスラームという全く新たな文明の勃興に、古代ローマ帝国の残存勢力であるビザンツ帝国がどう対峙していったかを通...