書籍発売情報

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新刊情報:小林功・ 馬場多聞 編著『地中海世界の中世史』(2021/03刊行予定)

昨年ミネルヴァ書房から『生まれくる文明と対峙すること』を出された立命館大学教授の小林功先生ですが、今度はラスール朝(13-15世紀のイエメン付近にあった王朝)の専門家である馬場多聞先生(立命館大学准教授)と共同編著でミネルヴァ書房から『地中...
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新刊情報:『歴史の転換期 3.750年普遍世界の鼎立』(2020/08予定)

山川出版社の「歴史の転換期」シリーズ。既にビザンツ関連では古代末期を扱った『2.378年 失われた古代帝国の秩序』が出ていますが(担当:南雲泰輔先生)、今度は西洋史では中世初期となる『3.750年普遍世界の鼎立』が出ます。この中の「ビザンツ...
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新刊情報:井上浩一『歴史学の慰め アンナ・コムネナの生涯と作品』(2020/07/13予定)

昨年刊行されたアンナ・コムニニ(アンナ・コムネナ)『アレクシアス』は重版になるほどの売れ行きでしたが、そのアンナの伝記が出ます。著者は井上浩一先生、もうビザンツに興味をお持ちの方には説明するまでもないですね。そして出版元は井上先生の著書『ビ...
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新刊情報:中谷功治『ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち』(2020/06/22予定)

日本ビザンツ学会代表・中谷功治先生(関西学院大学教授)の新刊が中公新書から出るようです。 かの鉄道紀行作家・宮脇俊三先生が中央公論社の編集者時代に刊行して以来、宮崎市定『科挙』、人斬り印税王呉座勇一先生の『応仁の乱』、あるいは『物語〇〇の歴...
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新刊情報『論点・西洋史学』

ミネルヴァ書房から刊行予定の『論点・西洋史学』、正直、「どうせ古代ローマの次は西欧中世でしょ?」とまったく期待していなかったのですが、目次を見ると 31 ビザンツ帝国史の時代区分 32 ビザンツ皇帝とは何か なるほど、これは確かに論点だ。と...
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新刊情報:根津由喜夫『聖デメトリオスは我らとともにあり 中世バルカンにおける「聖性」をめぐる戦い』(2020/04/09予定)

ビザンツ界隈ではおなじみの根津由喜夫・金沢大学教授の新刊が出ます。 実は今年の正月に井上浩一先生から「4月には根津さんの本も刊行予定だそうです」とお聞きしていたのですが、ようやくご紹介できる次第。 『聖デメトリオスは我らとともにあり 中世バ...
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新刊情報:リウトプランド『コンスタンティノープル使節記』日本語訳(2019/12/10予定)

10世紀、オットー1世の使節としてコンスタンティノープルを訪れたクレモナ司教リウトプランドが冷遇された腹いせにあることないこと書いてビザンツをdisりまくった『コンスタンティノープル使節記』を一橋大学の大月康弘先生が日本語訳しました。 もう...
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新刊情報:小林功『生まれくる文明と対峙すること』(2020/01予定)

個人的に色々お世話になっている立命館大学・小林功先生の著書が出ます。 生まれくる文明と対峙すること 七世紀地中海世界の新たな歴史像 イスラームという全く新たな文明の勃興に、古代ローマ帝国の残存勢力であるビザンツ帝国がどう対峙していったかを通...
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新刊情報:アンナ・コムネナ『アレクシアス』日本語訳(2019/12/05予定)

2018年の日本ビザンツ学会で刊行に向けた話が出ていながら、一時期まったく話が聞こえず気を揉んだアンナ・コムネナ『アレクシアス』(アレクシオス1世伝)の邦訳ですが、ようやく悠書館さんから2019年11月刊行予定という情報が出ました。刊行が待...