勝手に祝・コンスタンティノープル開都記念日2023(7531)

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ガラタ塔から見たイスタンブール旧市街(2012/08)

5月11日は西暦330年(世界創造紀元5828年)に、古代ギリシャの植民市以来の歴史を持っていたビュザンティオンを拡張した新都市・コンスタンティノープルを創建した、とされている日です。

コンスタンティヌスによるコンスタンティノープル創建は、後代に東ローマ帝国の首都として固定化し・ローマ市を凌ぐ繁栄を享受した時代に伝説化されており、実際に330年5月11日にはローマ市に取って代わるような大都市が出来たわけではないのですが、後代には「コンスタンティヌスによってローマ市に代わる新ローマ・コンスタンティノープルが創られた」となり、その伝承が中世ビザンツ時代の人々の思想・行動原理を支えることになり、毎年5月11日にはヒッポドロームで戦車競走が開催されるなどの祝祭が行われるようになります。

ということで、Twitter上でも「#コンスタンティノープル開都記念日」を使って盛り上がってしまえ、と始めてみたところ、多くの皆様から反応をいただきました。

Google翻訳「コンスタンティノープル、永遠の新ローマ、都市の女王!永遠に!お誕生日おめでとう!」

なぜ、これがセンシティブなのだ

実はこの5月11日は、ユスティニアヌス1世の誕生日、とされています(本当か?)

立命館大学の小林先生も乗って下さいました。

そして、『アンナ・コムネナ』の作者佐藤二葉先生も!

皆様、盛り上げていただき、ありがとうございました!来年もやろうかな、これ。

ところで、やっぱ祝日ってことは、休みたいですよね(おいこら)。

ちなみに、2024年5月11日は土曜日なので休める人が多くなるはずです。

【関連書籍紹介】
田中創『ローマ史再考 なぜ「首都」コンスタンティノープルが生まれたのか」
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912652020.html

ジョン・フリーリ『イスタンブール 三つの顔をもつ帝都」
https://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100001525.html

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