書籍紹介『地中海圏都市の活力と変貌』

ちょっと、ご紹介が遅くなってしまいましたが、慶應義塾大学出版会の『地中海圏都市の活力と変貌』(神崎忠昭・長谷部史彦編)の第15章に、大阪市立大学の草生久嗣先生が「合同生活圏オイクメネーのビザンツ帝国とコンスタンティノープル」で、ビザンツ時代の複雑な「ローマ人」意識と、現代のようなリベラル的コスモポリタンな感じではなく消極的なものではあるものの異文化・異民族・異教徒と共存共生したビザンツ時代のコンスタンティノープルについて書かれています。ちなみに書籍の表紙もコンスタンティノープルです。

 

慶應義塾大学出版会 | 地中海圏都市の活力と変貌 | 神崎忠昭 長谷部史彦
地中海圏都市の活力と変貌 ▼地中海圏都市はいかにして人類史の中心であり続けたのか。 ▼最新の研究動向をふまえつつ、人、モノ、交流の成果を集成した論考集。

 

コメント