名前：コンスタンティノープルからの使者    日付：2001/09/02(Sun) 16:10

お久しぶりです。
定期的にチェックはしてるんですけど、話題について行けなくなって
そのまま放置しちゃってるうちにズルズル時間が経ってしまいました。
書き込みをしてくださった方には、誠に申し訳ございませんでした。

さて、ここでお知らせです。
この「元老院」は、コンスタンティノープルしないに議事堂が2つあっ
たことにならって、２種類並存体制で続けてきましたが、９日までに
こちらのほうではないレス付きタイプの方に一本化し、こちらは今ま
での発言を閲覧用に残すのみとして廃止します。誠に勝手ではござい
ますが一つご了承願い，以後のご発言はこちらではない方へ書きこん
でくださいますよう、お願い申し上げます。
kwge016n034.ppp.infoweb.ne.jp

名前：アンリ・パレオロゴ    日付：2001/08/24(Fri) 07:46

KUBOさん
お返事ありがとうございます。そうなんですか・・・
わたしもネットサーフィンしててパレオロゴ殿下の
オフィシャルＨＰ見つけました。
http://utenti.tripod.it/HERE/
です。
でもかなり怪しいような・・・
しかもＨＰによれば、そこらで訴訟になってるような
ことも下の方に書いてあります。
詐欺とかそんなのですかね・・・・
まあパーティでは殿下となるべるお話ししてみます。
お返事ありがとうございました。

http://utenti.tripod.it/HERE/
kccs003.zaq.ne.jp

名前：KUBO    日付：2001/08/24(Fri) 06:44

＞アンリ・パレオロゴさん 　はじめまして。 　実は私もこの「ビザンチン皇室慈善舞踏晩餐会」には驚いたんですが、このアンリ・ コンスタンチン・パレオロゴ殿下につきましては、ある方から情報を頂きまして、う ちのサイトで系図付きで紹介しておりますので、よろしかったらご覧になってみて下 さい。 　トップページから「世界史の部屋」→「ビザンツ帝国の皇帝たち」→「パレオロゴ ス朝の末裔」とリンクをたどっていただけると見れますので。 　結論を言いますと、直系ではありませんが、最後の皇帝コンスタンティノス11世の兄の子孫になるようです。

homepage1.nifty.com/t-kubo/
ntthkid05156.ppp.infoweb.ne.jp

名前：相良義陽    日付：2001/08/23(Thu) 14:29

ユーゴ史を中心にしている相良義陽というものです。
ここには洞窟修道院を介してたどり着きました。
最近にわかに興味が起こってゲルマン民族の移動史をまとめてます。
といっても、ギボンを要約しているだけなのですが。
ギボンはどれくらい正しいとされてるんでしょうか、という疑問は当座のところ無視してます（笑）。
明日から旅行に行くので数日来れませんが、来れからはちょくちょくよってみようと思います。よろしくお願いします。では。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/cy/
saroma.ec.hokudai.ac.jp

名前：アンリ・パレオロゴ    日付：2001/08/23(Thu) 12:04

はじめまして
正直なところビザンチン帝国については
なにも知らなかったんですが、今年
デヴィ夫人主催の
「ビザンチン皇室舞踏晩餐会」に行こうと友人に
誘われていたのでいろいろみているうちに
ここへたどり着きました。
ビザンチン帝国ってなかなか奥が深いのですね。
少しだけ教えてもらえればうれしいんですが
ビザンチン皇室って本物ですか？
アンリ・パレオロゴって人はまだ皇帝なんですか？
それとビザンチンで検索しているうちに
こんなHPも見つけました。
関係あるのでしょうか・・・・
http://members.tripod.co.jp/byzantinus/

http://members.tripod.co.jp/byzantinus/
133.1.46.173

名前：野在　紗耶人    日付：2001/08/23(Thu) 02:17

ビザンチン、東欧、ロシア、旧ソ連圏大好きな
露文生です。掲示板が元老院ってのは笑えますね。
pc015135.cat.waseda.ac.jp

名前：sophiatp    日付：2001/08/23(Thu) 01:40

　
　聖墳墓教会の復活祭の模様です。

http://www.holylight.gr/agiofos/holyli.html
ibaraki2-153.ppp-1.dion.ne.jp

名前：李密    日付：2001/08/08(Wed) 23:09

>本村凌二先生

私は大学で政治学をやってるんですけど、
公共という概念がある政治学のこと、
経済についてもやるんですよね。
で、それ用に買ってきた「ローマ経済の考古学」という本の
監修もやってらっしゃいました。

ところが、買ったにも関わらず「監修を誰がしたか」なんて、
見ちゃいないんですね私は（爆）
この前本屋で見つけて（ちゃんと持っているにも関わらず）
「おお、俺の買ったヤツだ。そういえばこのマニアックな内容の本を訳したのって誰だろう……？
ん？　本村凌二監修？　ひょっとして前の『馬の本』の人か？」
なんて的外れなことを考えておりました（爆）
はっはっは（汗）
そういえば中央公論の「世界の歴史　ギリシアとローマ」も
「共著」として書いてらしたようですね。
これからは著者の名前はチェックしておくことにしましょうか（苦笑）
p0497-ip01kyoto.kyoto.ocn.ne.jp

名前：偏屈爺    日付：2001/08/03(Fri) 07:32

西洋古代史（ギリシア、ローマ）専門のバリバリの学者ですね。
啓蒙書も執筆されていて、同じ講談社現代新書から『ローマ人の愛と性』
を出しています。こちらはネロ・ファン向けか (^_^;;

歴史学の通念ではユスティニアヌス朝までは「古代史」の領域らしいので、
いつか本村先生もビザンツものを書かれたりすることはないかな？

ちなみに目下、杉村貞臣『ヘラクレイオス朝時代の研究』を拾い読み中。
２０年前の本なので現在のビザンツ学からみてどの程度通用するのかは
知りません (^_^;;
1Cust189.tnt1.tko2.jp.fj.da.uu.net

名前：李密    日付：2001/07/23(Mon) 15:57

馬の話で、いい本がありました。
講談社現代新書の「馬の世界史」という本です。

これを書いている本村凌二氏は競馬エッセイも執筆されてるそうなので、
現代のアラブ馬もご存知だと思うのですが、
やはりこの本によるとアラブ馬というのは
「軽量でほっそりしていて脚が長い。身軽で敏捷で速力がある」
とされており、
一方、十字軍時代（主に初期）の西欧の馬は
アラブの馬（というより、オリエント種全般）と比べて
大型であり、どっしりした体格と大飯喰らいという特徴があったそうです。

その後西欧でもアラブ馬の優秀性が認められ、
（リチャード一世にはキプロスで２頭の駿馬を購入したという伝承があるそうです。）
盛んに交配、品種改良が進められたそうですが、
大きな体格という特徴はアラブ馬ではなく
西欧馬に見られる特徴であるらしいです。

疑問が氷解しました。
よかったよかった♪
p0327-ip01kyoto.kyoto.ocn.ne.jp

名前：重装歩兵    日付：2001/07/16(Mon) 19:47

こんにちはー。

偏屈爺さん、詳細な解説を有難うございます。
私の周囲ではビザンツを知らない人ばかりなのでいつも私は
「ビザンツの伝道者」になっていますが、ここでは教わることばかりで
恐縮です。

それにしても、西欧諸国までもビザンツをつけ狙うとは、まったくもって
ビザンツの権威は失墜していたのですね。

ところで、共同談話室はあまり人気がないようですな。
わたくしの恥ずかしい自己紹介がいつまでもトップで残っています。
何とかしちくり・・・
socks-server.samsung.co.jp

名前：偏屈爺    日付：2001/07/14(Sat) 21:15

パレオロゴス朝の対外関係についてはこのページが手際よくまとめていますね。

http://homepage1.nifty.com/t-kubo/World/Byzanz/Pareorog.htm
157.105.34.63

名前：偏屈爺    日付：2001/07/13(Fri) 23:57

尚樹先生の『ビザンツ帝国史』に詳しい記述があったのでかいつまんで紹介します。

主役はミカエル＝パレオロゴス（ミカエル８世）で、彼は周囲の敵対的な勢力を
巧妙極まりない権謀術策で操作し、辛うじて帝国の生き残りに成功しました。

最初の脅威は前に書いたようにラスカリス朝時代のことで、ルム＝セルジューク朝
の内乱に乗じてモンゴルが小アジアに侵入し、キョセ＝ダウの戦い（1243.6）で
セルジュークを破って服属させます。しかしモンゴル軍は大ハーンの後継者選立の
ために撤退し、セルジュークとトレビゾンド帝国を弱体化させただけで結果的には
ビザンツを利したことになりました。

次に１２５０年代にフラグの西征があり、イル＝ハーン国が成立します。ところが
イル＝ハーン国はコーカサスの領有を巡ってキプチャク＝ハーンのベルケと対立し、
後者はエジプトのマムルーク朝と結ぶに至ります。このときミカエルはフラグとの
友好関係を図り、1265 年には庶出の娘マリアをフラグの息子アバカ（1265-82）と
結婚させています。なお、マリアはアバカの死後にコンスタンティノポリスに帰り、
モンゴルのマリアの教会堂と呼ばれる教会を建立して、余生を信仰に捧げました。

これと前後してキプチャク＝ハーンのベルケ（1257-67）はブルガリアのコンスタン
ティン＝ティフ（1257-77）と結んで 1264-65 にかけてトラキアに侵入し、ビザン
ツに大打撃を与えます。ミカエル自身も危うく命を失いかねない状況でしたが、
辛うじて切り抜けました。さらに 1271年にはギリシア人の反パレオロゴス勢力が
キプチャク＝ハーンと結んで再度の侵入が行われましたが、ミカエルは別の庶出の
娘エヴフロシニをキプチャク＝ハーン国のノガイに与えて同盟を結び、その圧力で
ブルガリアを撤退させます。その後キプチャク＝ハーン国との関係は安定しました。

その他の地域もまとめて要約しますと、ミカエルは 1) ルム＝セルジューク朝に
対してはイル＝ハーン国、2) ブルガリアに対してはキプチャク＝ハーン国、
3) セルビア王国に対してはハンガリー王国（ミハイルの息子アンドロニコスを
ハンガリー王ステファン５世の娘アンナと結婚させている）というように巧みな
政略結婚と遠交近攻的な同盟で周囲の勢力を噛み合わせ、難局を切り抜けました。

しかし最大の敵は野心的なシャルル＝ダンジュー（仏王ルイ９世の弟）で、これに
対しては最初は東西教会合同をちらつかせてローマ教皇（クレメンス４世、グレゴ
リウス１０世）と接近し、シャルルを牽制します。しかしグレゴリウスの死後は
ローマ教皇庁はシャルルの言うなりになり、シャルルは教皇とラテン帝国の亡命者・
バルカンの諸侯・ヴェネツィアと結んで今にもビザンツに攻めかからんとする状勢
になりましたが、まさにその時、シャルルがホーヘンシュタウフェン家から奪って
圧制を敷いていたシチリアの島民が、ミカエルの秘密援助を受けて反フランスの
大反乱を起こします（1282.3.30 「シチリアの晩鐘」）。シャルルがこれを鎮圧で
きないうちにアラゴン王ペドロ３世（后がホーヘンシュタウフェン家の出身）が
シチリアに上陸して島民の人心を掌握し、シャルルはシチリア島を失ってビザンツ
征服の夢も潰えます。ミカエルはそれを見届けて世を去りますが（1282.11.11）
彼の東西教会統一政策は正教会を怒らせ、死に際の最後の典礼を拒否されました。

長くなりましたがざっとこんな感じです。
1Cust237.tnt1.tko2.jp.fj.da.uu.net

名前：重装歩兵    日付：2001/07/12(Thu) 08:26

偏屈爺さん、詳細な解説、有難うございます。

私は、高校生の時の資料で「モンゴル−イスラム−ビザンツ−西欧諸国等の
間で複雑な外交交渉が行われた」くらいの知識しかなかったので、
キプチャクハン国と実際に戦ったことは知りませんでした。
モンゴルの侵入、私は例の「外交戦術」でかわしたのかな、と思っていました
が、衰退した首都に興味がなかったというのも納得いきますね。
モンゴルは広大な土地を支配していたのでオスマン帝国ほど
コンスタンティノープルを重視していなかったのかも。

ルーマニアの話が出てますな。ロマーニャと呼ばれたのでしょうが、
ビザンツ時代には影響力が薄くなっていったような（悲し）。
socks-server.samsung.co.jp

名前：sophiatp    日付：2001/07/12(Thu) 02:22

　ルーマニア政府は９日までに、吸血鬼ドラキュラの物語の舞台となったトランシルバニア地方シギショアラに巨大テーマパーク「ドラキュラランド」を建設することを正式決定。今年秋にも着工すると発表した。
約６０ヘクタールの敷地に、ドラキュラにちなんだ娯楽施設を配し、「吸血鬼の里」を堪能してもらおうという趣向。政府は年間１００万人の集客と同２０００万ユーロ（約２１億３０００万円）の売り上げを目指している。周辺地域のインフラストラクチャー（基盤）整備には、ドイツの電機大手シーメンスが参画する。
ibaraki2-180.ppp-1.dion.ne.jp